女性の社会進出が進み、仕事と家庭の両立に悩む女性は増えてきています。それは、看護師の資格を持った女性でも例外ではありません。

そんな中、子供や家族を優先するために仕事を辞めてしまう看護師は多く存在しています。その一方で、看護師として働きながら家庭を両立させている人もいます。この両立をこなしている人に共通するのは一体何でしょうか。
今回は、両立させるためのポイントについて言及したいと思います。

看護師と家庭を両立させるためには、まずどのような働き方をしたいかを考えることが先です。
仕事より家族を優先したいのか、仕事に重きを置くのかなど、どちらを優先したいかで同じ両立でも働き方は変わってきます。

仕事重視で両立させたいのなら、正社員として雇ってくれて、尚且つ事情に応じて夜勤の回数を減らしてくれるような協力的な勤務先を選ぶことが大事です。中でも、入院施設の無い病院や老人ホームといった場所ならば、正社員でありながら負担の大きな夜勤はせずに働くことができるでしょう。

また、家庭の方に重きを置きたいのならば、非常勤として働いた方がいいでしょう。いずれ、子供に手が掛からなくなった時に復帰したいのなら、その意思も現場の上長に伝えておいた方がスムーズにフルタイム復帰が叶います。

高齢化社会の日本は、今後ますます看護師の需要は高くなると考えられます。その分、看護師が働きやすい環境を整える動きもさらに活発化するでしょう。どんな取り組みがされているのかをしっかり把握して、自分らしく両立できる職場を探してみてください。